■MLB開幕前日練習(19日、ソウル・高尺スカイドーム)

MLB開幕をあすに控え、2年ぶり4度目の開幕投手を務めるパドレス・ダルビッシュ有(37)が高尺スカイドームで行われた前日練習に参加した。

軽いキャッチボールを行うと、シートを被せてあったマウンドへ移動したダルビッシュ、スタッフと共にシートをめくると、マウンドをじっくり確認。プレートの高さと土の固さをチェックするとシャドウピッチングで土の具合を見ていた。

プレートから歩測して踏み出す足の位置も調べて、セットポジションからの投球を行い、時にはうなずき、時には首を振るなど一つ一つの動作、感覚を覚えていった。さらに1塁、2塁への牽制、マウンドからの見え方などを頭に入れ、約20分ほどの練習で初のマウンドの感覚を調べつくしていた。

松井裕樹(28)は投手組のアップに参加し、元ソフトバンク、阪神で活躍したR.スアレス(33)と談笑する姿も見られ、キャッチボールやランニングと軽めのメニューをこなしていた。

ドジャースの大谷翔平(29)はグラウンドに姿を見せず、第2戦の先発予定の山本由伸(25)はやり投げトレーニングやキャッチボールなど通常のルーティンで練習をこなした。