
記者:
先週の会見で新田知事は、おととしの知事選で旧統一教会、世界平和統一家庭連合から応援を受けていたことを明らかにした。具体的にどんな選挙応援があったのか?
新田知事:
まず選挙期間は正確にいうと告示日から投票日までで、知事選の場合17日間になり、そういう意味では厳密な選挙応援ではなく、その前の応援だと思っている。私が受けたのは、集会で話す機会をあげますよということだったので、そこに行って私の公約や富山県にかける思いなどを話させていただいたということ。本当に(知事選への立候補が)ゼロからのスタートであったので、3人、5人が集まる場で話すこともあり、その中で30人、40人が集まる場というのは私の主張を訴える良い機会だと思っていた。私が認識しているのは、その集会の場で演説をさせていただいたということでこれは明らかである。その他のことは、後援会の事務局長に調査するように指示をしているところ。
記者:
旧統一教会関連団体の関係者が名簿作りとか、電話リストの作成などに関わった事実はあるのか。
新田知事:
そのあたりも含めて、後援会事務局長に調査をするよう指示をしている。あまり資料が残されてない。選挙が終わったらバーっと片付けて、事務所も借りているわけだから、すぐに立ち退かなければならない。全部片付けてしまい散逸していくケースが多い。なので事務局長に汗をかいてもらい、どの程度までわかるかということ。
記者:
調査結果はいつわかるのか?
新田知事:
いつ頃までにそれがわかるかは、現時点ではっきりしない。