熊本市は老朽化が進む小中学校の給食施設について廃止して統合する案を示しました。

現在、熊本市には給食の単独調理場が85施設、共同調理場が13施設あります。

そのうち42か所で築40年を超えていて、老朽化が問題視されているほか、エアコンが完備されていないなど働く環境の早期改善が求められています。

こうした問題を受け市は老朽化が進む施設や、熊本地震で被害が出た施設合わせて43施設を廃止する案をまとめました。

その案では、廃止する分、共同の調理場に再編・統合することにしていて、4か所から7か所で新たに設置する考えです。

熊本市は来年度中に整備方針を固めることにしています。