食用油メーカー4社が卸売業者に販売するごま油について、価格を不当につり上げるカルテルを結び、独占禁止法に違反した疑いがあるとして、公正取引員会が立ち入り検査に入ったことが分かりました。
立ち入り検査を受けたのは、食用油メーカーの▼東京の「かどや製油」と▼「日清オイリオグループ」、▼愛知県の「竹本油脂」、▼三重県の「九鬼産業」のそれぞれの本社などです。
4社は国内のごま油市場の大部分のシェアを占めていますが、関係者によりますと、卸売業者向けに販売するごま油の価格を不当につり上げるカルテルを結び、独占禁止法に違反した疑いがあるということです。
ごま油をめぐっては、原料となるごまは海外からの輸入に頼っていて、主要な産地のアフリカの政情不安や円安によるコストの増加によって、メーカー各社は相次いで値上げを発表していました。
ただ、カルテルによって、価格がさらにつり上げられた可能性もあるとみられています。
4社は立ち入り検査を受けたことを認めたうえで、「調査に全面的に協力する」などとコメントしています。
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