西郷隆盛の子どもが写った新たな写真が見つかりました。明治25年1892年に撮影されたものとみられます。
西郷隆盛と2人目の妻・愛加那との間に生まれた長男・菊次郎。隣に座っているのが3人目の妻・糸子との間に生まれた三男・酉三です。
写真の裏に酉三の直筆と思われるサインがあり、西郷が西南戦争で亡くなった15年後の明治25年=1892年、菊次郎が31歳、酉三が20歳の時に東京で撮影したものとみられます。
菊次郎のひ孫にあたる福岡県在住の諌山尚子さんが保管していた写真を、依頼を受けた歴史研究家の原田良子さんが分析し、発表しました。
酉三については、これまでその姿や詳しい経歴があまり知られていませんでしたが、今回、兄の午次郎とともに、陸軍士官学校への進学を目指す私学として設立された「成城学校」を途中で退学していたことも判明したということです。酉三は北海道鉄道の事務員でしたが、結核を患い31歳で亡くなりました。
原田さんは「西郷と糸子の間に生まれた3人全員が陸軍士官を目指していたことが分かった。陸軍大将だった父・西郷と同じ道を期待されていたと推察される」と話していました。
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