全国大会に出場する中学校の吹奏楽部を応援しようと、企業から支援金が贈られました。

高知県内で飲食店などを手がけるセントラルグループは、地域貢献活動として音楽の普及に力を入れています。この取り組みの一環で、12日、高知市の愛宕中学校の吹奏楽部に、支援金10万円を寄付しました。

愛宕中学校は、楽器の演奏技術を競うアンサンブルコンテストの全国大会に出場することになっています。

高知市の公立中学校が四国代表となるのは、20年ぶりです。

(2年 田村しおんさん)
「ここまで支援してくれる人がいて、すごくうれしい」

(2年 竹崎蘭さん)
「これからのわたしたちの演奏の結果を、感謝の気持ちとして恩返ししたい。目指すは『金』です!」

コンテストは、3月20日に群馬県で行われる予定で、支援金は、楽器の輸送費などにあてられます。

セントラルグループは、「全国レベルの高い演奏に触れることでいい刺激にしてもらい、県内の吹奏楽をけん引するような存在になってほしい」ととしています。