コロナ禍で落ち込んだ中国からの観光客を再び呼び込むための対策が進んでいます。青森県が企画した観光地の視察ツアーには中国の旅行会社が参加。高い評価を受けました。

県は、日本航空と連携して中国の大手旅行会社9社を招待して、冬場の観光地の視察ツアーを行っていて、一向は、3月9日から「ねぶたの家ワ・ラッセ」などを巡っています。

中国からの観光客で県内で宿泊する人は、新型コロナの影響で減少し、2021年は950人となりましたが、2023年8月に日本への団体旅行が解禁されたことで、コロナ禍前の状態へ回復しつつあります。

中国の旅行会社
「(ねぶた祭は)もともと日本でいちばん有名です。中国のお客様はみんなよく知っていて、8月のねぶた祭の雰囲気もとてもいいです」

旅行会社の評判も上々で、ツアーの報告で訪れた宮下宗一郎知事にもPRに努めることを報告しました。

中国の旅行会社
「冬のスキーと夏の自然の景色は、中国大陸の南の方からくる観光客に向いている」

視察に参加した旅行会社は、これからSNSなどを通して冬の青森県の魅力を中国人観光客へ広めたいとしています。