愛媛県内の小規模高校では、学校の存続へ様々な挑戦を行っています。
小さいからこそ魅力的、県立北宇和高校の取り組みを中村時広知事らが視察しました。
北宇和高校では11日、知事と愛媛県教育委員会が連携を図る「総合教育会議」が開かれ、それに先立ち中村知事らは、地元・鬼北町が建てた学校の寮を視察しました。
町営寮は去年8月に完成したばかり、学校が所有する山林のヒノキを使用しています。
(中村知事)
「うわ~なんかおしゃれ」
全校生徒238人の北宇和高校は、存続に向け地元の支援も受けながら2021年度から生徒を全国募集していて、こちらには現在、県外からの生徒4人を含む8人が暮らしているということです。
続いて一行が生産食品科の実習にお邪魔すると、具は鬼北町特産の「キジ肉」、形は鬼の金棒という、「鬼のまち」全開アピールのカレーパンのお接待。
(中村知事)
「サクサク!これはおいしいわ」
西予市の道の駅と商品化を検討中だということです。
最後に訪れたのは、愛媛県内ではここにしかない馬術部。
この部活動に魅かれ、北宇和を志望する生徒もいるとか…
(中村知事)
「地元の子もいれば東京から来た子もいれば宇和島から来た子もいる。みんなが馬に魅かれて北宇和高校に来ている」
この後の会議では、生徒たちも知事や教育委員らを前に学校の魅力をPRしました。
(北宇和高生)
「今年度から始まったソーシャルチャレンジ for Highschool 事業の取り組みに、これまでの泉貨紙の利活用に加え馬と共にある学校としての魅力化推進と情報発信を行うことで地域の未来を拓いていこうと考えている」
また、中では鬼北町が整備した高速通信「5G」を活用した仮想空間「メタバース」の学校案内や町による塾の運営など、自治体のバックアップも紹介されました。
北宇和高校のような学校と自治体の取り組みは着実に成果が表れていて、県教委によりますと今年度、県外からは全国で2番目に多い合わせて88人が、愛媛の高校に進学。
来年度はさらに増える見通しだということで、県も危機感の強い学校の取り組みは、積極的に支援する方針です。
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