何度も訪れた「お好み焼き店」 当時は食事中も棋譜をチェック
名鉄瀬戸線は「せとものの街」愛知県瀬戸市から名古屋市の中心部・栄までの20キロあまりを結んでいます。

そのうち、名古屋市の北区と東区の境に位置する大曽根駅は「せともの」を運ぶ中継点として発展、高度成長期には商店街を中心に栄え、40年余り前の1983年に高架化されました。
藤井八冠が小学生の頃から通っていた師匠・杉本昌隆八段の研究室があるのも、この大曽根駅の近く。
藤井八冠が研究室に通っていた当時、何度も訪れたという、お好み焼き店では食事中も棋譜をチェックするほど将棋を研究していたそうです。

そして、藤井八冠が食べたというモダン焼きには、こんなエピソードが!
(お好み焼き まつ葉 店主 鈴木盛雄さん)
「藤井くんが(マヨネーズで)『藤』って書いていた。(藤井八冠は)サッサッサって書いたよ。先輩が『井』を書いて『藤井』と」

さらに当時の写真には、食事のあと蓋をした鉄板の上で将棋を指す藤井八冠の姿が。盤と駒、対局時計まで用意して店に来ていたそうです。
(お好み焼き まつ葉 店主 鈴木盛雄さん)
「もっと写真を撮っておけばよかったし、サインももらえばよかったんだけど。もらってない…」














