サバに寄生虫が付くのは外海を回遊しているからですが、地下からくみ上げた海水はきれいで、そんな心配が要らなくなります。

タシマボーリング 田島大介社長
「まずは、寄生虫ですとか不純物が地中の土に濾過されることによって入ってこないというところがメリットです。あと、地中熱ですね。地下の熱によって水温が安定化されて、魚たちが最も食欲がわく温度が保たれる、そこもメリットになります。」

悪い虫がつかないお嬢様のようなサバだから「お嬢サバ」、そしてその妹分のさばみちゃん。
エサのビール酵母を提供する地元の人に料理してもらいました。

サバは火を通さないと…というのが一般的なイメージですが、寄生虫の心配が要らないのでここのサバは刺身で、つまり生のまま食べられます。
季節による海水温の変化の影響を受けず、温度が保たれる地下海水だから一年中が旬の味。
最後に皮を炙って仕上げたお造りとお酢でしめた「きずし」をいただきます。