いわゆる「袴田事件」のやり直し裁判が続く中、浜松市で2024年3月10日、袴田巖さんは88歳の誕生日を迎えました。
10日、88歳の誕生日を迎えた袴田巖さん。支援者から花束などプレゼントを受け取りました。
<袴田巖さん>
Q:今年はどんな1年にしたいですか?
「強い弱いの問題があるんだね、どうしても。夏の世界を維持して強くなっていく。こんにちの袴田巌の誕生日に言い得ることだねえ」
1966年6月に静岡県旧清水市(現静岡市清水区)で起きたいわゆる「袴田事件」をめぐっては、死刑が確定している袴田巌さんの再審=やり直し裁判が2023年10月から静岡地裁で始まっています。
<姉・ひで子さん>
「(弟は)うんと老いてきた」
「(裁判所には)57年戦ってきたっていう価値を示してほしいと思う」
静岡地裁の判決は早ければ2024年の夏ごろ言い渡される見通しです。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









