能登半島地震の被災地、石川県七尾市の中学校ではきょう、卒業式が行われ、生徒たちが新たな一歩へ旅立ちの時を迎えました。

七尾市では4つの中学校で合わせて362人が卒業しました。

このうち七尾中学校では、136人の卒業生を代表して小田雄斗さんが、能登半島地震での被害を乗り越え、歩んでいく決意を答辞に込めました。

卒業生代表 小田雄斗さん
「水や電気が止まり、ふだんどおりの生活ができない。私たちが忘れてならないのは、能登半島地震を経て気づかされた当たり前への感謝です」

七尾中学校では、地震の影響でおよそ2週間休校になったほか、学校が再開してからも先月上旬まで断水が続きました。

きょうも、およそ10人の卒業生が避難所や親戚の家から式に出席しました。

一方、最大でおよそ250人が1月から集団避難していた輪島市の中学生のうち、3年生73人があすの卒業式に出席するため、およそ120キロ離れた白山市にある県の施設から地元へ向け、きょう午前、出発しました。