水難事故や山岳事故での対応を強化するため、高度な技術を持つ技術者に認定された弘前地区消防事務組合(青森県)に所属する隊員たちが7日、エンブレムを受け取りました。

7日は、弘前地区消防事務組合の中村康司消防長から認定を受けた17人の隊員1人1人の腕にエンブレムが取り付けられました。

エンブレムを受け取ったのは、水難事故や山岳事故での高い経験と知識を持ち、試験に合格した高度救助技術認定者14人。

そして、救急救命士と救急隊長をそれぞれ5年経験し、県メディカルコントロール協議会で認定された指導救命士3人です。

今回の認定には女性隊員が含まれ、高度救助技術認定者は組合では初。指導救命士は県内初ということです。

高度救助技術認定者 工藤かれんさん
「初の女性隊員だからと言って気負うことはないと思っていて、自分なりに今後も努力して頑張っていきたい」

指導救命士 前田陽子さん
「自分たちが行った処置や対応をきちんと説明できるような、そういった方々を育んでいけるように指導していきたい」

エンブレムを受け取った隊員たちは、厳しい現場での活躍を誓っていました。