去年、開湯100周年を迎えた宇奈月温泉。その歩みは多くの観光客を送り込む鉄道の発展と共にありました。松井隆雄カメラマンのリポートです。

富山県内で最大規模の温泉地“宇奈月温泉”。1923年に開湯し、去年11月に100周年を迎えました。

宇奈月温泉駅も開設から100年を迎えたことから、駅構内では温泉街と鉄道の歴史を振り返る特別展が行われています。

何もなかった温泉街の様子や、昭和初期の景色。富山地方鉄道の歴史がわかる路線図や時刻表…あゆみを紹介するパネルが展示されています。

宇奈月に温泉街を建設 1923年(大正12年)
昭和初期の宇奈月温泉街

富山地方鉄道 輿水一紀さん:「なかなか富山県内のお客様も宇奈月温泉に来られるチャンスがなかなかないものと思っておりますので、宇奈月温泉街の見どころを堪能していただきながら、その途中にぜひ、宇奈月温泉駅の構内の展示を見ていただければなと思っております」