能登半島地震の発生から2か月が経過しました。発災直後から被災地で活動するボランティアは、「暮らしの再建はまだ先」と長期支援の必要性を指摘します。また、東日本大震災を経験した宮城県民に向けては「経験を発信してほしい」と訴えています。
能登半島地震の被災地で支援を続けるNPOの代表理事、栗田暢之さんです。被災者の生活再建には、かなりの時間を要すると感じています。

レスキューストックヤード 栗田暢之代表理事:
「暮らしを再建させるというのはまだまだ。能登半島全体で8万棟被害があるから。最初の一歩もまだ踏み出せていないくらいの状況」
また、半島部での災害で、物理的にもボランティアに入るのが難しかったと話します。

レスキューストックヤード 栗田暢之代表理事:
「現在は道路も応急的な補修がされているものの入りにくいところがたくさんある。渋滞も時間によっては激しい渋滞がある」
栗田さんのNPOは、石川県穴水町を拠点にこれまでに延べ600人がボランティアに入っています。今は避難所から自宅に戻る被災者も増えているといいますが、それに伴い抱える問題も多様化していると話します。

レスキューストックヤード 栗田暢之代表理事:
「まだ川で洗濯をしていたり、自宅が壊れたので納屋で暮らしていたり、アレルギーで備蓄をしていたもので賄っていたがネット注文ができなくて困っていたりと、1軒1軒回っていくとそれぞれの厳しい状況が分かってくる。東日本大震災で問題になった孤独死みたいなことも心配される。一人ひとりに事情があるので一人ひとりに向き合って考えていく支援が必要」
「被災者が今、一番不安なのは先が見えないこと」だと話す栗田さん。東日本大震災を経験した宮城県に住む私たちだからこそできる支援があるとも話します。

レスキューストックヤード 栗田暢之代表理事:
「被災した人だからこそ被災した人の気持ちが分かるという面は本当に大きいと思うので、機会があれば被災地に来てもらって応援の言葉を届けてもらうなり、暮らしのノウハウ、1年後どうなる、2年後こうだったとか、先のことが分からないのでみんな不安がっているが、東日本大震災の時はこうだったとか、励ましの言葉も含め生の声を届けてもらって、今はSNSの時代なので積極的に発信してもらったり」
能登半島地震から2か月あまり。ボランティアは13年前の震災の教訓も生かしながら復旧・復興のため奮闘しています。

















