23日午後、北アルプス剱岳の標高2800メートル付近の岩場で女性の遺体が見つかり、富山県警が身元の確認を進めています。
23日午後6時半ごろ、行方不明者の捜索にあたっていた富山県警のヘリコプター「つるぎ」が、剱岳の標高2800メートル付近の岩場で女性の遺体を発見しました。
現場は剱岳山頂付近の八ツ峰の7峰と8峰の間で、女性の遺体は登山ルートから10メートルほど下の雪渓と岩との間で引っ掛かったリュックサックとともに見つかりました。
警察によりますと、死因は多発骨折による外傷性ショックとみられ、女性が登山の途中で滑落したものとみています。
剱岳では室堂から入山し剱岳方面に向かった東京都の40代の会社員の女性が行方不明となっていて、この日も県警ヘリなどが捜索していました。警察は遺体で見つかった女性の身元の確認を進めています。
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