近年、名古屋は新たなアイドルの聖地として注目を集めている。地元発のアイドルグループが活発化し、その中でも特に注目を集めているのがボーイズグループ「カラフルダイヤモンド」。
BOYS AND MEN(通称ボイメン)の弟分としてボイメンエリア研究生の期間を経て2023年にデビューした。カラフルダイヤモンドは、名古屋の街角で毎日のようにチラシ配りをしたり、共同生活をしながらライブ活動するなど日々邁進する姿が注目されている。
メンバーである、古川流唯(ふるかわるい)さん、中下雄貴(なかしたゆうき)さん、内海太一(うつみたいち)さん、設楽賢(せつらくけん)さん、高垣博之(たかがきひろゆき)さん、國村諒河(くにむらりょうが)さん、岡大和(おかやまと)さん、小辻庵(こつじいおり)さん、関優樹(せきゆうき)さん、永遠(とわ)さん、加藤青空(かとうそら)さんの11名に、アイドルを目指したきっかけや名古屋の好きな場所について取材した。
アイドルになったきっかけは?

古川流唯
「お母さんと妹が雑誌を見ていたら、その雑誌の隅にBOYS AND MENの弟分大募集みたいなチラシがあったみたいで。それで応募してくれて、オーディションに行きましたね。中学校3年生の時で、高校に進学するタイミング。僕は野球をやる気満々で高校の野球の体験とかにも行ったりしていて、進路もここって決めていたんですけど」
中下雄貴
「フジテレビで放送していた番組『キスマイBUSAIKU!?』でバラエティーのアイドルを初めて見てめちゃくちゃおもろいなって。そこでちょっと感動して。面白いこともできたり、格好いい部分も見せたりするアイドルの可能性に惹かれて、いつかアイドルを目指そうと思ったのがきっかけです」
内海太一
「スポーツ用品店にボイメンの研究生を募集する貼り紙があって、何だこれはと思って。ボイメンさんはとにかく思いっきり全力でやるというスタイルでやられて、それにすごく心を打たれて僕もあんなふうにステージに立ちたいなと思ったのがきっかけです。しかもそのときボイメンさんは名古屋を中心に活動するグループなんですけど、大阪とか東京とか福岡でも研究生を募集すると。大阪の俺にもチャンスあるやんと思って応募して気づいたらここにいます」
彼らは、名古屋の街角で日常的に自分たちに関わる情報をのせたチラシを配っている。チラシ配りをすることでも名古屋の地元の人たちと交流を深めているが、配られた方はどのような反応なのでしょうか。

設楽賢
「悪かった面はやっぱり男性の方は受け取ってもらえない方とか、結構いらっしゃったりして。配ったら、なんで俺に配るねんって、怒られてるわけではないですけど、何かちょっとクシャクシャにされたりとか投げられたりとか結構ありました。でも嬉しかったこともあります。カラフルダイヤモンドって聞こえたんでもらいに来ましたとか、信号待ちしている車の運転手さんとかも窓を開けて、チラシちょうだいって言ってくださったり。あと普段普通にもらってサラッとされる方も多いんですけど、ありがとう応援してる頑張ってねって。その一言をもらえると頑張れるので、やりがいを感じつつ、毎日楽しくやっています」