■世界陸上オレゴン・8日目(日本時間23日・米オレゴン州ユージーン)

大会8日目を迎えた世界陸上は、男子棒高跳・予選が行われた。今大会、日本人最多5度目の出場となった山本聖途(30)は予選通過の5m80、全体の上位12位以内に入ることができず予選敗退となった。

山本は最初の5m30のバーを余裕をもってクリアし、5m65まで進むと成功すれば予選突破が見えた5m75を3回失敗し15位。2013年モスクワ大会以来の決勝進出はならず、5度目の世界陸上を終えた。

予選を終えた山本は「本当、悔しいですね。大事な一本を決めきれなかったのはまだまだ、力が足りなかったのかなと思います」と振り返った。さらに今後に向けて「また世界の舞台でファイナルに残って勝負したいので来年は必ずファイナルに残るって約束します」と来年、行われる世界陸上へ力強く語った。