(一財)日本穀物検定協会は29日、「令和5年産米の食味ランキング」を発表。
このうち、8年連続で最高評価を獲得していた青森県産米「青天の霹靂」は、初めて『特A』評価を逃しました。

発表によりますと、青森県から選出された3品種の県産米のうち、“青森県産米のエース”として8年連続で「特A」評価を獲得していた『青天の霹靂』は今回、1つランクを落とし、「A」評価となりました。

また、「まっしぐら」も去年の「A」評価から1つランクを落とし「A´」評価に。

一方で、2023年11月に全国デビューした新たな県産のブランド米「はれわたり」は、「特A」評価となりました。

県が約10年かけて開発した「青天の霹靂」は、2015年にデビューした品種で、「米の食味ランキング」で県産米としては初めてとなる「特A」評価を獲得。食べごたえがあるにも関わらず重すぎず、どんなおかずにも合うことや、粘りとキレのバランスがいい「さっぱり」としたコメとして、全国的な人気を博しています。