警察庁のまとめによりますと、2022年の1年間で道路を歩いて横断していた時に起きた交通死亡事故のうち、事故にあった65歳以上の高齢者63%が横断歩道以外の場所で道路を渡っていました。

こうしたことから、警察は道路を渡る時は、必ず横断歩道を利用してほしいと呼び掛けています。

鳥取県倉吉警察署 交通課 石田健治 課長
「面倒だというような意識があるのかなと思いますが、付近に横断歩道があるところでは必ず、横断歩道を渡っていただくようお願いしす。(運転中)よく前を見るという基本的なことができていないために事故が起こることが往々にしてあります。前方をよく見て、運転に集中してください」

検討会では、住民から縁石と縁石の間を埋めて通り抜けにくくすることや、信号機をつけるなどの意見が出たということです。

警察などは、今回の意見を今後の対応に生かしたいとしています。