8年ぶりに『春の選抜高校野球』に出場する青森山田高校の選手たち。東北王者として挑む甲子園の舞台では、過去2回の選抜で果たせなかった初白星。そして県勢初の「全国制覇」を目標に掲げています。
センバツ甲子園を3週間後に控えた青森山田ナイン。大会に向けた周囲の期待は、日に日に高まっています。
27日は、学校の体育館で壮行式が開かれ、2023年の東北大会を制した20人の選手たちが登壇。チームを代表して、キャプテンの橋場公祐選手が大会への決意を語りました。
青森山田高校2年 橋場公祐主将
「甲子園では必ず春の初勝利を達成し、自分たちらしい野球で一戦一勝で優勝目指してがんばります。応援よろしくお願いします」
甲子園では最高ベスト8になった夏は、12勝を挙げていますが、春は2回の出場でいまだ白星を手にしていません。
壮行式後に青森テレビに訪れた選手たちは、全国選手権で4回の優勝を誇るサッカー部に負けない活躍を誓いました。
青森山田高校2年 橋場公祐主将
「選手権の時パブリックビューイングを体育館で見たが、自分たちもああなりたいなと改めて強く思った。競技は違うが結果はすごく気にしていると思うので、サッカー部が日本一になったら自分たちもならなきゃいけないと思っている」
命運を握るエースの関浩一郎投手は組み合わせ抽選会が開かれる3月8日が誕生日。センバツに特別な思いを抱いています。
青森山田高校2年 関浩一郎投手
「自分にとっての1つのプレゼントという部分もあると思う。神宮大会で負けた星稜高校(石川)と一回戦でやって、そのまま自分たちもチームの目標である初戦突破で倒して優勝まで行きたい」
青森山田ナインは3月18日に開幕するセンバツ甲子園で県勢初制覇を目指します。