盛岡市で保育を学んだ生徒たちによる卒業公演が27日行われました。今年は4年ぶりに地域の子どもたちも招待され、生徒が練習を重ねてきたダンスや劇を披露しました。
卒業公演を行ったのは、盛岡誠桜高校を卒業し、さらに2年間、保育を専攻する「子ども未来学科」で学んだ26人です。
27日は保護者のほか、4年ぶりに市内6つの保育園の園児合わせておよそ120人が招待されました。
ダンスの発表はその園児たちも参加して行われました。生徒は実際に保育園を訪問し園児と一緒に練習を行っていて、きょうがその集大成です。
生徒全員が出演する劇は、歌あり、ダンスありのおよそ1時間の大作で、道具や衣装も手作り。演じきったあとには涙を浮かべる生徒もいました。
(子ども未来学科2年 佐々木奈波さん)
「4年ぶりに園児を迎えて26人全員で終われたことがとてもうれしく思います。楽しく元気で明るい笑顔の絶えない、子どもや保護者に寄り添える保育士になりたいです」
生徒たちは3月に卒業し、4月には保育士や幼稚園教諭としての一歩を踏み出します。
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