
■札幌相撲連盟の副会長、大内基樹さん
・小学校1年生で白鵬と出会い「相撲をやれ」と
・呼び名は本名のアリューナー・ダワーニンジから「ニンジ」
・当初はモヤシっ子で弱く、いつも泣きべそ
・4年生から力強くなり、毎年、優勝
・中学、高校と鳥取に相撲留学、悪い上下関係の日常に染まったのでは
・そのまま大相撲でも番付を上げ、すぐ関取(十両以上)になってしまった
・部活の延長のまま、皆にチヤホヤされて勘違いしたかな
・でも、根は優しい子なんですよ
・わんぱく相撲の大会に出る子どもたちに熱心に指導

・暴力は絶対いけないし、本人が悪い
・でも、親方がいるんだし、もう少し心のケアをできたんじゃないかと
・しっかり成長を見守って欲しかった
・先日、中学3年生の他の部屋の体験入門も付き合ったけど、宮城野部屋とは雰囲気が違った
・稽古場は厳しかったけど、その後は普通に家族的

将来を嘱望されていた22歳の大器の、あまりにも早すぎる大銀杏の断髪…
大内さんは最後に「部屋の経営も、相撲協会も全てオープンにして、ふだんから、どういう教育を、どういう生活を送ってるのか、全てわかるような形にしてくれると、いじめとか、暴力とかなくなるのではないでしょうか。こんな悲しいことは、二度と起こして欲しくない」と処分だけでなく、相撲界全体の体質改善を強く訴えました。(この記事は2024年2月25日に配信したものを再構成しました)