新たな時代の観光に関する課題について理解を深めようと、石垣市で21日、イベントが開かれました。

この日は「観光の未来を考える日」として、観光に関する様々なテーマで講演会や意見発表などが行われました。

このうち、宿泊税をテーマにしたパネルディスカッションでは、沖縄観光コンベンションビューローの下地芳郎会長が「財源の確保によって観光客の満足度を高めるだけでなく、住民生活の向上にもつなげたい」と述べました。

一方、ホテル関係者からは長期滞在してもらうためにも「観光客へ還元することも考えて欲しい」といった意見が出ました。

このほか、高校生バスガイドが修学旅行生を案内するツアーを企画した八重山商工高校の生徒たちも報告を行い、自然や文化を感じる体験を交えた持続可能な観光メニューを提案しました。