アメリカの宇宙開発企業「インテュイティブ・マシンズ」は、民間企業として初めて無人月着陸船が月面着陸に成功したと発表しました。

「我々の“船”は月面にいて交信している。おめでとう」

これはアメリカが中心となり人類を再び月に送ることを目指す「アルテミス計画」の一環で、「インテュイティブ・マシンズ」の無人月着陸船は22日、月の南極に近い地点に着陸しました。

この着陸船は、アメリカ・「スペースX」社のロケットで打ち上げられたもので、月面で7日間データの収集をする予定です。

ただ、着陸後に機体から送られてくる信号は“弱い”ということで、NASAなどが詳しい状況を調べています。

民間企業が開発した着陸船が月面着陸に成功したのは世界で初めてで、アメリカとしても1972年のアポロ17号以来です。