タクシー乗務員が接客マナーを競う大会が、県内で初めてひらかれました。

運転手
「おはようございます」「ドアを閉めてもよろしいですか」

「接客マナーアップコンテスト」は、県ハイヤー・タクシー協会がはじめて開催したもので、本島や宮古、八重山のタクシー事業所から推薦された乗務員10人が、模擬の車を使って乗客を目的地まで運ぶロールプレイングに挑戦しました。

大会では、身だしなみや動作、接客の心地よさなどが審査され、身につけた接客マナーを披露していました。

乗客
「ソウルフードと呼ばれているところに、ちょっと行きたいなと思っているんですが」
運転手
「そうですね、たとえば沖縄ですと、ステーキとか、そういうものもかなり人気ですし」

今年4月に、一般ドライバーが自家用車を使って有料で人を送迎する「ライドシェア」の解禁を控えるなか、協会はタクシー乗務員の資質を高め、利用者の満足度向上につなげたいとしています。