上川外務大臣は韓国の趙兌烈外相と会談し、元徴用工訴訟で敗訴した日本企業が韓国の裁判所に預けている供託金が原告側に渡ったことに強い遺憾の意を表明しました。
G20=主要20か国の外相会合のためブラジルを訪れている上川外務大臣は、先月就任した韓国の趙兌烈外相と対面で初めて会談しました。
会談で上川大臣は、元徴用工訴訟で敗訴が確定した日立造船が韓国の裁判所に預けている供託金が原告側に渡ったことについて、「企業に不当な不利益を負わせるものである」として、強い遺憾の意を伝えました。
また、竹島についても日本の立場を改めて表明しました。
両外相は挑発行動を続ける北朝鮮については、引き続き連携して対応していくことで一致したということです。
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