イノシシによる農作物への被害が増えている宮城県大崎市で21日、ジビエ料理の試食会が開かれました。料理には1月、捕獲され専用の施設で処理されたイノシシ肉が使用われました。
21日は、ジビエ料理の普及活動に取り組む長野県在住のシェフ、藤木徳彦さんや地元の料理人らが、およそ20キロのイノシシ肉を使って料理を作りました。

食肉として使われたイノシシは1月下旬に大崎市内で捕獲され、去年8月に岩出山地区に完成した食肉加工施設で処理されました。調理されたのはチーズが入ったモモ肉の串カツや地元産の野菜を使ったロース肉の粕汁など、フレンチと和食合わせて9品のジビエ料理。市の関係者や市民らおよそ60人に振舞われ味を確かめていました。

試食した市民:
「美味しい。肉の臭みもなく柔らかく食べやすかった」
「味が濃くて栄養や山の力を(体に)入れている感じ。可能性のある食材」

大崎市によりますと、イノシシによる農作物被害は2017年度以降増えていて、今年度は、1月までに過去最多となる716頭が捕獲されています。

市は、施設で処理加工したイノシシ肉を大崎ジビエとして、4月から市内3カ所にある道の駅で販売する計画です。














