自民党の派閥の裏金事件をめぐり、野党側は衆議院に続いて参議院でも政治倫理審査会を開催するよう申し立てました。

参議院で政倫審の開催を申し立てたのは立憲民主党など野党4党で、政治資金収支報告書に不記載があった安倍派と二階派の参院議員31人と、立件され自民党を離党した大野泰正議員の出席を求めています。

参議院で政倫審が開催されれば初めてのことになります。

立憲民主党 吉川沙織参院議員
「全員を対象にして、その中で何があったのか1人1人にうかがって、事実関係を明らかにすることこそが、政治に対する信頼を取り戻すことだと思っている」

ただ、政倫審が開催されても出席するかの判断は議員本人に委ねられるため、野党側は自民党に対し、出席させるよう求めています。