身代金要求型のコンピューターウイルス、ランサムウェアで攻撃を仕掛ける国際的なハッカー集団「LockBit」の主要なメンバーとみられる2人がヨーロッパで逮捕されました。
国際的なハッカー集団の「LockBit」は、日本国内では2021年に徳島県つるぎ町の町立病院にサイバー攻撃を仕掛けたとみられていて、警察庁によりますと、ほかに港湾施設などのインフラも狙われ、少なくとも100件の被害が出ているということです。
いずれも情報システムが乗っ取られ暗号化されたのち、暗号の解除を引き換えに「身代金」を要求する手口で、全世界での被害額は数千億円に上るとみられています。
こうした事態を受け、ユーロポール=欧州刑事警察機構が主導して国際共同捜査が行われ、日本の警察も捜査に加わっていましたが、「LockBit」の主要メンバーとみられる2人が逮捕されたということです。
警察庁は独自に開発した被害者側の情報を復元できるツールをユーロポールに提供していて、「各国での被害の回復に貢献したい」としています。
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