先週末、18日に行われた全日本ブレイキン選手権・準決勝では現役高校生のISSIN(18、菱川 一心<ひしかわ・いっしん>)が第1人者であるShigekix(21、半井重<なからい・しげゆき>)を打ち破った。新技“モモトラックス”を織り交ぜた持ち味のパワームーブで審査員、会場を魅了した。
ISSINはその勢いで決勝もHIRO10(19、大能寛飛<おおの・ひろと>)を打ち破り、初優勝した。“ももたろうトラックス”誕生には世界へ挑むISSINの戦略があった。
長所は“爆発力”と楽しむ事
Q.
自信のダンスの長所は?
ISSIN:
本当にこれはもうずっと言ってるんですけど、その爆発力のある、ただ爆発力のあるやつじゃなくて“誰もやってない”オリジナルを意識した爆発力のある、オリジナルを意識した人になると超細かくて面白いみたいな人の方が実際多いんですけど、自分の中で若さも武器にやってるんで、本当に今しかできない今の歳にしかできない爆発力のあるネタっていうのを意識して作ってて、そういう面は誰にも負けないかなと。そこに関しては日本だけに限らず世界でも絶対負けないかなと思ってます。
Q.
爆発力に加えキャラクターを出す所も強みでは
ISSIN:
自分はそんな例えば見てる人を楽しませるためにこういう表情をしてるんだってことはないですけど、勝手になってるんですけど 、バトル中にすごい楽しくて、笑っちゃったりとか、そういう勝手になってる部分でそのことを褒めてくれるのはすごい嬉しくて。でも、そういう部分を押し殺すわけにはいかないなってすごい思いますよね…見てる人からしたら絶対に記憶に残るダンスは結局どんなことでも楽しんで、した方が雰囲気的にもいいんじゃない かなと思ってます。
Q.
楽しんでるからこそ勝てる?
ISSIN:
楽しめてる時は勝てるっていう感じですかね。僕が結構やっぱ大きくなれば大きくなるほど自分に結構プレッシャーかけちゃったりして、なんかもう結果にとらわれちゃって全然楽しめないみたいな、気持ち悪い状態でバトルに出るってなったときはもう全然ダンスも良くなくて。気持ちと踊りはすごい一体だと思うので。特に自分はやっぱり楽しんだ時、楽しくてなんでもなってしまえ!みたいな。いい意味でそれまで練習ちゃんとしてたからこそ、当日そういう気持ちで挑めるっていうのはありますけど、楽しんでたら、結構自分の中でいい結果出たときとかは、楽しんでダンスバトルしてたなと思います。














