「おばあちゃんの家に行きたい…」抱き上げ一緒に家を探した中学生…

兄弟だという幼児は、おばあちゃんの家に行きたいと言いました。

しかし、下の子は裸足にオムツ姿…安彦さんは抱き上げ温めながら歩き始めました。

1時間ほど市内を歩きましたが目的地がわからず、安彦さんは東根市消防署に助けを求めました。

幼児はその後、保護者のもとに無事に帰されたということです。

兄弟はその日、おばあちゃんの家に行く予定で、兄弟は朝、待ちきれず鍵を開け家を出てしまったのではないかということです。

東根市立神町中学校・寒河江正人 校長「中学生で人との関わりをめんどくさがり恥ずかしがる思春期。今回のことは本当に誇り」

泣いている幼児を見た時、声をかけるか少し迷ったという安彦さん。

思い切って行動したことで感じたことがありました。

東根市立神町中学校(3年)・安彦奏汰さん:「やってよかったと思う。これからの人生も行動力が必要だと思う。(これを機に)大人になる力をつけていきたい」