路上で泣いていた幼児を保護した中学生に、きょう警察から感謝状が贈られました。中学生の勇気が幼児を救いました。

東根市立神町中学校(3年)・安彦奏汰さん「過ぎ去ってしまったら亡くなった可能性がある。亡くなったら後悔し引きずると思った」

感謝状が贈られたのは、神町中学校3年の安彦奏汰さんです。

2月4日日曜日の朝8時ごろ、散歩をしていた安彦さんが山形県東根市内の路上で目にしたのは、泣いている2人の幼児でした。

報告・結城晃一郎「日曜日の早朝、安彦さんが散歩をしていると、あのあたりに、薄着で2人で泣いている幼児を発見したということです。日曜日の早朝ということで、当時は車通りはほとんどありませんでした。さらに気象庁によりますと、気温もマイナス0.9度と非常に寒かったようです」

東根市立神町中学校(3年)安彦奏汰さん「上の子が上着とパジャマ。下の子は下着とオムツだけ。めちゃくちゃ寒かった。助けなきゃなと思い声をかけた」