4月11日~14日(現地時間)に行われる男子アメリカメジャーツアー、マスターズを主催するマスターズ委員会(オーガスタ・ナショナルGC)が日本時間21日、推薦選手を発表し、日本の久常涼(21、SBSホールディングス)の出場が決まった。
女子ゴルフの渋野日向子(25、サントリー)と同じ岡山・作陽高校出身の久常は、2018年、高校1年生の時に全国高校選手権で優勝、3年生でプロ転向を表明した。2021年の三井住友VISA太平洋マスターズで4位に入るなど活躍。2022年は国内でシードを守ると海外ツアーにも積極的に挑戦し、2023年9月欧州ツアーの「フランス・オープン」で初優勝。青木功、松山英樹に続く日本人史上3人目の欧州ツアーでの優勝となった。その後も10位以内に8度入るなど安定した成績を残した。
久常は2023年11月に欧州ツアーの新人賞も獲得。1960年に制定されたこの賞を日本人選手が受賞するのは初めてのこととなった。今年はアメリカツアーの出場権も手にして新天地でのスタートを切った。その久常が“世界最高の夢舞台”アメリカメジャーツアーのマスターズに推薦選手として選ばれた。
■久常涼(ひさつね りょう)
2002年9月9日生まれ、21歳。岡山県出身。175㎝・75㎏
3歳からゴルフを始め、2018年岡山県作陽高校1年で全国高校選手権で優勝、高校3年生でプロに転向。2022年から海外ツアーに挑戦、2023年9月「フランス・オープン」で日本人史上3人目の欧州ツアーでの優勝を達成。日本人選手初の欧州ツアーの新人王。ドライバーの平均飛距離は300ヤード。














