16日の日経平均株価は一時、3万8800円台となり、史上最高値に50円まで迫りました。およそ34年ぶりとなる最高値更新が目前となった株価。宮城県内の経済にはどんな影響があるのでしょうか。
16日の東京株式市場、日経平均株価は大幅に値上がりし一時、3万8865円とバブル後の最高値を更新。1989年に記録した史上最高値の3万8915円まであと50円に迫りました。終値は3万8487円でした。
仙台市中心部にある株価を表示したモニターの前では、思わず足を止める投資家の姿が。
投資家:
「このままずっといくのかなと。上がりすぎて不安もあります。期待はしているけど急ピッチで上がっているから…」

およそ34年ぶりの最高値更新が目前に迫った日本の株式市場。専門家は…。
七十七リサーチ&コンサルティング 田口庸友首席エコノミスト:
「安い日本と言われていたものが、色々と価格が上昇するようになってきた。株もそれに連動して割安な株が、どんどん買われるようになって(株価が)上がってきたということが言える」

田口さんは、アメリカ株の高騰で相対的に日本の株が割安になっていることや、東京証券取引所の経営改善要請で上場企業が「自社株買い」を行ったことが高騰の要因だといいます。

七十七リサーチ&コンサルティング 田口庸友首席エコノミスト:
「日経平均はこの34年の間、史上最高を更新してこなかったが、アメリカでは30年間の間に株価が10倍以上になった。経営の方も株価を意識した様々な自社株買いなどを進めてきたといったことも要因としてあるということだと思う」
そのうえで、県内の経済には、企業の設備投資の増加や賃金の上昇が期待できると話します。
七十七リサーチ&コンサルティング 田口庸友首席エコノミスト:
「株価と企業収益が両方相まっていく時には設備投資が増えたり、あるいは賃金が増えたりといったことによって、投資や消費が増えるといった経済を下支えする効果というのは期待できると思います」
最高値は更新するのでしょうか。
七十七リサーチ&コンサルティング 田口庸友首席エコノミスト:
「すると思います。すると思いますが、時期の問題もありますし、また、どこまで行くのかってのは難しいと思うんですが、よほどショックなことがない限りはこのまましばらく(流れが続く)」

田口さんは株価の上昇により投資への関心や注目度がさらに高まるのではないかと話していました。














