京都・嵐山で鵜の飼育小屋の建設が頓挫し、4年にわたり放置されている問題で、けさから京都府による解体作業が始まっています。

嵐山公園にある鵜小屋は2019年、一般社団法人が府に設置許可を申請し、「鵜飼」を運営する会社の前社長が独断で建設を始めました。

しかし4年前、前社長に関する金銭トラブルなどを巡り建設が中断。小屋は放置され、違法建築物となっていました。

府は2月13日から小屋を撤去するため行政代執行に乗り出していましたが、16日から解体を始めました。

府によりますと、解体には1か月程かかる見通しだということです。