盛岡市保健所管内の高齢者施設と教育・保育施設の合わせて5つの施設で感染性胃腸炎が集団発生し、園児と職員合わせて72人が嘔吐や下痢の症状を訴えました。今年度岩手県内で発生した感染性胃腸炎の集団発生は66件(前年同時期94件)です。
盛岡市保健所によりますと、利用者と職員50人以上が在籍する高齢者施設で2月3日から9日にかけて、利用者9人と職員5人の合わせて14人が嘔吐や下痢の症状を訴えました。
教育・保育施設については職員を含む在籍者が100人以上の3つの施設と150人以上が在籍する1つの施設で、園児と職員合わせて58人が嘔吐や下痢の症状を訴えました。
いずれの施設も重症者がいるとの報告はなく、症状のある人は回復又は回復傾向にあるということです。
盛岡市保健所管内で発生した感染性胃腸炎の集団発生は33件(前年同時期28件)となりました。市内の2月5日から11日までの1週間の1定点医療機関あたりの感染者数は16.14人と前の週(14.57人)と比べて増加していて、市は社会福祉施設や各家庭で調理や食事の前、トイレやおむつ交換の後の手洗い、消毒を徹底して感染を予防するよう呼びかけています。
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