安倍元総理が銃撃され死亡した事件で、山上容疑者が事件当時、少なくとも数十万円の借金を抱えていたことが分かりました。

今月8日、安倍元総理が奈良市で銃撃され死亡した事件で、逮捕された山上徹也容疑者(41)はこれまでの取り調べに対し、「7月中には所持金がなくなってしまうので、その前にと安倍元総理を襲撃する決心がついた」といった趣旨の供述をしていましたが、事件当時、少なくとも数十万円の借金を抱えていたことが捜査関係者への取材でわかりました。

警察は、銃を作る材料などに金を充てていた可能性もあるとみて調べています。