北朝鮮に駐在するロシア大使が「アメリカと韓国が北朝鮮への挑発を続ければ、北朝鮮は7回目の核実験に踏み切る可能性がある」と発言したことに対し、韓国外務省は「北朝鮮の核開発を正当化していて非常に遺憾だ」と反発しています。
ロシアのタス通信は今月7日、北朝鮮に駐在するマツェゴラ大使がインタビューで、「アメリカと韓国が核抑止力を拡大するなど北朝鮮への挑発を続ければ、北朝鮮の指導部は新たな核実験の実施を決定する可能性がある」と話したと報じました。
これについて、韓国外務省の報道官は13日、会見で「北朝鮮の核開発や挑発を正当化していて非常に遺憾だ」と反発。「ロシアと北朝鮮の軍事協力が続けば続くほど、韓国、日本、アメリカ3か国の安全保障協力の必要性もさらに高まるだろう」と釘を刺しました。
ロシア外務省は今月、韓国の尹錫悦大統領が「北朝鮮の政権は世界で唯一、核の先制使用を法制化した非理性的な集団だ」と発言したことについて、「露骨に偏っている」と批判。
これを受け、韓国外務省が駐韓ロシア大使を呼び、抗議していて、北朝鮮との関係を深めるロシアと韓国の間で応酬が続いています。

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