イスラエルはパレスチナ自治区ガザ南部のラファについて「民間人の避難が求められる」として、本格的な進軍を改めて示唆しました。
イスラエル首相府は9日、“イスラム組織ハマスの4つの部隊がラファにいる”として、「これらを残してハマス殲滅という目的を達成することはできない」との声明を発表。「激しい戦闘のために民間人の避難が求められる」として、ガザ全土から避難してきた100万人以上の市民が暮らすラファへの本格的な進軍を改めて示唆しました。
一方、アメリカのバイデン大統領は…
アメリカ バイデン大統領(米・ワシントン)
「ガザでの対応は…ガザ地区での対応はやりすぎだ」
このように述べた上で、「多くの罪のない人々が飢えに苦しみ、問題を抱え、死亡している。これを止めなければならない」と強調しました。

イギリス国教会の大主教に初の女性が任命 元看護師のサラ・ムラリー氏63歳