ロシアのプーチン大統領はアメリカの著名なキャスターのインタビューに応じ、「アメリカがウクライナへの武器の供与をやめれば、戦闘は数週間のうちに終わる」などと主張しました。

ロシア プーチン大統領
「もし戦闘を止めたければ、あなたたちが武器の供与を止める必要がある。そうすれば、数週間のうちに終わるだろう」

プーチン大統領はアメリカの保守派のキャスター、タッカー・カールソン氏の単独取材に応じ、カールソン氏はSNS上でおよそ2時間のインタビュー映像を公開しました。

プーチン氏はこの中で、ウクライナへの軍事侵攻について「2014年にウクライナが戦争を仕掛けたのであって、ロシアはそれを止めようとしている」などと主張。

また、アメリカで移民問題など課題が山積している中で、アメリカはロシアと対立するより「交渉して合意を得る方がいいのではないか」などと発言しました。

カールソン氏がNATO=北大西洋条約機構の加盟国に侵攻する意図があるかどうかを尋ねると、「ポーランドにもラトビアにも、どこの国にも興味はない」と応じました。