フィリピン南部ミンダナオ島で発生した大規模な地滑りで、地元当局はこれまでに11人が死亡し、31人が負傷したと明らかにしました。また、110人の行方が分かっていないということです。
土砂の中から、けさ救助された女の子。救助隊員に抱えられながら運ばれています。
フィリピン南部ミンダナオ島のダバオデオロで6日に発生した地滑りでは、多数の鉱山労働者が乗ったバスが巻き込まれたほか、山あいの集落も土砂に飲み込まれました。
地元当局によりますと、これまでに11人が死亡したほか、31人が負傷。行方不明者は110人に上るということで、懸命な救助活動が続いています。
ミンダナオ島では、熱帯低気圧などの影響で先月から長雨が続いており、土砂被害が相次いでいます。

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