ウクライナ侵攻反対を掲げロシア大統領選挙への出馬を目指す元下院議員について、先ほど、ロシア中央選挙管理委員会は出馬を認めない判断を下しました。

ロシア中央選挙管理委員会は先ほど、元下院議員のナジェージュジン氏が提出した署名の一部に不備があり、有効な署名が候補者登録に必要な10万人に満たなかったとして、大統領選へのナジェージュジン氏の候補者登録を認めないとする判断を示しました。

ナジェージュジン氏は、ウクライナ侵攻を「プーチン大統領最大の過ち」として反戦の立場を掲げ、署名集めではロシア各地で長い行列ができました。

来月の大統領選では、プーチン氏の通算5選が確実視されていますが、反戦機運の高まりを警戒する政権側の意向を受け、ナジェージュジン氏の出馬は認められないとの見方が出ていました。

JNNの単独インタビューにナジェージュジン氏は、出馬が認められなければ「裁判に訴える」と語っています。