がんと診断されたイギリスのチャールズ国王と面会するため、アメリカに住む次男のヘンリー王子がロンドンに到着したと現地メディアが報じました。

イギリスのスカイニュースなどは、王室を離脱し、現在アメリカに住むヘンリー王子が6日、一時帰国し、チャールズ国王の公邸であるロンドンのクラレンスハウスを訪れたと報じました。がんと診断されたチャールズ国王(75)と面会したとみられています。

チャールズ国王はその後、カミラ王妃とともに車でバッキンガム宮殿に向かい、集まった人たちに笑顔で手を振っていたということです。国王ががんの治療を始めてから姿を見せるのは初めてです。国王は、さらにヘリコプターで、別邸のある東部サンドリンガムに向かったとみられています。

イギリス王室は、国王ががんと診断されたと公表したものの、がんの部位や進行度は明らかにしていません。

スナク首相は6日朝、BBCのラジオ放送で「早期での発見だった」と述べています。