ロシアのプーチン大統領が来月の大統領選前に年次教書演説を行う見通しだとロシアメディアが報じました。通算5選に向けたアピールに利用する狙いがあるとみられます。
ロシア紙コメルサントは6日、大統領府に近い複数の関係者の話として、プーチン大統領が内政や外交に関する政権の基本方針を示す年次教書演説について、今月23日から来月8日の間に行う見通しだと報じました。今月末を軸に検討が進められているということです。
来月15日から17日に投票が行われる大統領選で通算5選を目指すプーチン氏にとって格好のアピールの場となり、選挙での圧勝につなげたい狙いがあるとみられます。
一方、ウクライナ侵攻反対を掲げ大統領選への出馬を目指す元下院議員のナジェージュジン氏について、ロシア中央選挙管理委員会は6日、当初7日に示すとしていた出馬可否の判断を翌日8日に遅らせると発表しました。
ナジェージュジン氏が提出した署名に不備があったとされる問題をめぐり、ナジェージュジン氏側は異議を申し立てるためには時間が必要だと主張していました。

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