中東の紅海などで商船への攻撃を繰り返すイエメンの親イラン武装組織「フーシ派」に対し、アメリカ軍とイギリス軍は新たな攻撃を行いました。親イラン勢力への圧力が強まり、中東各地で緊張が高まっています。
アメリカ軍は3日、イギリス軍と合同でイエメン領内の親イランの武装組織「フーシ派」の拠点13か所を攻撃したと発表しました。紅海やアデン湾で商船への攻撃を続けるフーシ派の攻撃能力を削ぐことを目的に、武器の貯蔵庫やミサイル発射装置など36の施設を標的としたということです。
アメリカ軍とイギリス軍合同での攻撃は3回目となります。
アメリカ軍は2日には、ヨルダンでアメリカ兵3人が死亡した攻撃への報復措置として、イラクとシリアの領内でイラン革命防衛隊の関連施設などへ空爆を行っていて、親イラン勢力への圧力を一層、強めています。

英 ユダヤ教の礼拝所付近でテロ事件 容疑者はシリア系イギリス人(35)か ユダヤ教祝日でユダヤ人狙ったか