パレスチナ自治区ガザで地上侵攻を進めるイスラエル軍は、イスラム組織ハマスがガザ北部で「統制を失った」と強調しました。
荷物を持ち、大通りを歩く人々。イスラエル軍が攻勢を強めているガザ北部から南部へ向かっているのです。
「食べ物も水もない。キャンプでは生きていけない。私の子どもたちは水を運ぼうとして攻撃を受けた。その場所から去ります」
イスラエルは連日、ガザの北部の住民に南部への退避を促していて、軍の報道官は8日、「5万人が退避しているのを確認した」と主張しました。
イスラエル軍 報道官
「我々はハマスと戦っている。停戦はしない。ガザの住民はハマスに人間の盾にされていることを理解しているため、北から南へと逃げている」
また、「ハマスはガザ北部で統制を失った」とし、「住民は南部の方が安全だと理解しているから退避している」と話しました。
しかし、ガザの保健当局は南部でも多くの犠牲者が出ているとしています。
こうしたなか、ロイター通信はイスラエルが1日から2日の戦闘停止と引き換えに、ハマスが人質を最大15人解放する交渉が進められていると報じました。
カタールがアメリカと協力し、仲介しているということですが、バイデン大統領が6日の電話会談で、イスラエルのネタニヤフ首相に「3日間の戦闘停止」を提案したものの、ネタニヤフ氏はハマスへの不信感から応じなかったとされていて、交渉が実現するかは不透明です。
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