北朝鮮の国営メディアはアメリカ軍が行ったICBM=大陸間弾道ミサイルの試験発射を非難し、「今後も抑止力を強化するための軍事活動を続けていく」とする論評を出しました。

アメリカ軍は先月31日、韓国とアメリカでつくる「核協議グループ」の代表団が立ち合うなか、カリフォルニア州の空軍基地でICBM「ミニットマン3」の試験発射を実施しました。

これを受け、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は3日付けの論評で「朝鮮半島の軍事的緊張を一方的に高める極めて挑発的で無謀な敵対行為だ」とアメリカを非難。そして、「今後も抑止力を強化し、戦略的安全性を向上させるための軍事活動を続けていく」と主張しました。

韓国で北朝鮮政策を担当する統一省の副報道官は会見で…

韓国統一省 キム・インエ副報道官
「(北朝鮮が)今後、軍事的挑発に踏み切るための理由づくりに乗り出したのではないかと疑われます」

こう指摘したうえで、「挑発に強力に対応するため、韓米の拡大抑止努力を今後も持続的に強化していく」と強調し、北朝鮮に「軍事偵察衛星」の打ち上げや核・ミサイル開発を中止するよう改めて求めました。