東京電力・福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐり、IAEA=国際原子力機関の調査団が放出後初めて日本を訪れ、国際的な安全基準に従っているかどうかの調査を始めました。

IAEA リディ・エブラール事務次長
「IAEAの検証作業は今後とも続けられるもので、処理水の海洋放出が終わるまで継続する」

IAEAによる調査は今月27日までの4日間行われ、初日のきょうは外務省や東京電力などと面会し、処理水の放出実績などを確認しました。

放出に反対する中国を含む外国出身の専門家らで構成される調査団はあす、福島第一原発を訪れ、海洋放出に問題がないかや、放射性物質の測定が適切に行われているかなどを確認する予定です。

調査団の来日は8月の放出後初めてで、中国やロシアが日本の水産物の輸入を規制するなど反発を強める中、日本政府としてはIAEAによる科学的な調査を踏まえ、国際的な理解を得たい考えです。