全国の金融機関を結ぶ「全銀システム」で障害が発生し、500万件以上の取引に影響が出た問題でシステムを運営する団体が記者会見を行い、手数料や延滞金を補償すると発表しました。
全銀ネット 辻松雄理事長
「多くの方々にご迷惑をおかけいたしまして、心からお詫び申し上げます」
システムの運営を行う「全銀ネット」はきょう会見を行い、「決済システム全体の信頼性を揺るがす大きな問題と認識している」として陳謝しました。そのうえで、障害によって利用者に生じた損失については、加盟する金融機関が補償するとしました。
具体的には、▼他の銀行を使ったことで余分にかかった手数料や二重振り込みの取り消しにかかった手数料、▼予定日に振り込みができず発生した延滞金・遅延損害金などが対象になるとしています。
また、全銀システムの不具合の原因については、それぞれの金融機関をつなぐコンピューターのシステムで取引にかかる費用を確認する機能に問題があったということです。
全銀ネットは「原因の究明、完全復旧、再発防止策などについて鋭意検討を行っている」としています。
全国の金融機関を結ぶ全銀システムは、今月10日から2日間、10の金融機関で他の銀行への振り込みができなくなるなど、500万件以上の取引に影響が出ていました。
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